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久山クリニック
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医院コラム

拡がる近視進行抑制治療

皆さまこんにちは。視能訓練士の藤原です。

 

急に寒くなって風邪をひいてしまいました。

大分良くなって来ていますが、院長の故郷の愛媛みかんの到着が待ち遠しいです。食べて完全回復したいと思います。

 

さて今回は近視進行抑制治療の現状と今後についてお話させて頂きたいと思います。

 

現在当院におきましては、近視進行抑制治療として、オルソケラトロジー、マイオピン点眼薬、リジュセアミニ点眼液を採用しております。

 

おさらいすると、オルソケラトロジーは夜寝る前に特殊なハードコンタクトレンズを装用し、角膜中央部を扁平化させて日中に裸眼で見えるようにするのと同時に、近視進行抑制の治療もできるという物です。

 

マイオピンは小児期の近視の進行を軽減させる事を目的に低濃度のアトロピン(0.01%・0.025%)を配合させた点眼薬です。こちらはオルソケラトロジーのように裸眼で見えるようになるわけではないのですが、点眼する事によって近視の進行を軽減させる事ができます。

 

リジュセアミニはマイオピン同様に近視の進行を軽減させる事を目的とした点眼液です。

マイオピンとの違いは、防腐剤なしの1回使い切りタイプな事、濃度は0.025%のみな事、日本製で日本国内で承認されている事、対象年齢が5歳(マイオピンは6歳)からという事です。

 

マイオピン0.025%については在庫がなくなり次第取り扱いを終了して、リジュセアミニに移行して行きます。(マイオピン0.01%はあります。)

 

オルソケラトロジーに関しては約2年間で約50名程度のお子さまが当院で治療していますが、1人も1度も度数が変わっておらず、近視の進行がない状況となっており効果を実感しています。

 

さて今後の近視抑制治療についてですが特殊な赤色光を用いた治療が出て来ていたり、通常のソフトコンタクトレンズや眼鏡での治療も実用化されつつあり選択肢が拡がって行きそうです。

 

赤色光を用いた治療は「レッドライト療法」と言い、650nmの低出力赤色光を1日2回、1回3分間、週5日(計10回)網膜に照射することで、近視の進行を抑制する治療法です。

治療を継続する事で約87.7%近視の進行が抑制された事が確認されています。またこれまで一度進行してしまった近視は戻らないとされていましたが、レッドライト治療では若干の改善が見られる事も報告されています。

 

通常のコンタクトレンズや眼鏡レンズによる近視抑制治療については、レンズの設計は異なりますが考え方は同じです。コンタクトレンズも眼鏡レンズも、これまでの単焦点レンズでの近視矯正では網膜の中心にピントを合わせると、網膜の周辺は強い矯正、過矯正になってしまい結果、近視が進行してしまうという事が分かりました。コンタクトレンズや眼鏡レンズによる近視抑制治療レンズは網膜の周辺も過矯正にならないように設計されていています。

コンタクトレンズは約59%、メガネレンズは約52%近視の進行が抑制された事が確認されています。

 

某メーカーの近視抑制治療コンタクトレンズは国内で初めて厚生労働省が医療機器として承認しました。コンタクトレンズも眼鏡レンズも発売は未定ですが、今後の近視抑制治療レンズとして大きく期待されそうです。

 

以上紹介させて頂いた治療法を当院で取り入れるかは未定ですが、マイオピンが続かなかったり、オルソケラトロジーの治療が合わず出来ない人もいるので、治療の選択肢を拡げるという意味でも導入が検討されて行くと思われます。

 

眼の事でお困りの事があれば川原眼科久山クリニックにご相談下さい。

 

糟屋郡久山町を中心に、篠栗町、新宮町、宇美町、須恵町、福岡市東区名子、蒲田、みどりが丘、青葉、香椎台、香椎、照葉、和白、また古賀市、福津市、宗像市、宮若市などからも多数ご来院いただいております。

 

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